どもども、みゅーです。
米国株に投資するメリットは、いくつもありますが、株主に対する還元が活発であることも、その中の一つとして挙げられます。
「自社株買い」を行って、一株当たりの価値を上げたり、「配当」という目に見える形で、株主に還元することも多いです。
日本企業も、「配当」を出しますが、アメリカの場合は、毎年「配当」を支払うだけでなく、「増配」してくれる企業も多く、中には25年連続という企業もありますし、もっと凄いところになると、50年連続「増配」している企業もあります。
ちなみに、25年連続増配している企業を「配当貴族」
50年以上連続で、増配している企業を「配当王」といいます。
日本で、「配当貴族」といえるのは、「花王」などの数社のみですが、
アメリカには、こういった「配当貴族」や「配当王」が、結構あります。
それだけ、「株主還元」の風土があるというわけです。
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こういった「配当貴族」や「配当王」は、基本的に株主還元を基本とする方針ですので、今後も「増配」していく可能性が高いです。
つまり、保有しているだけで、「配当金」が増えていくというわけです。
ちなみに、私も保有している「マクドナルド(MCD)」も、連続増配「40年」の「配当貴族」です。
これを例に取ってみますと、
2015年の配当が、1株当たり3.56ドルに対して、
2016年には、1株当たり3.76ドルとなっております。
つまり、1株当たりの配当は、「5.61%」上がっているわけです。
毎年、「5.61%」ずつ配当金が上がるわけではなく、その年の業績によって金額は変わっていくわけですが、今回はあえて、「1000ドル」の配当を貰っている人が、「5.61%」ずつ配当が増えていくと仮定すると。
1年後 | $1,056 |
2年後 | $1,115 |
3年後 | $1,177 |
4年後 | $1,243 |
5年後 | $1,313 |
6年後 | $1,387 |
7年後 | $1,465 |
8年後 | $1,547 |
9年後 | $1,634 |
10年後 | $1,726 |
11年後 | $1,822 |
12年後 | $1,925 |
13年後 | $2,033 ※約2倍達成 |
14年後 | $2,147 |
15年後 | $2,267 |
16年後 | $2,394 |
17年後 | $2,529 |
18年後 | $2,671 |
19年後 | $2,820 |
20年後 | $2,979 ※約3倍達成 |
配当が毎年上がっていくということは、「複利」が適用されるということですので、凄いスピードで、配当が増えていきます。
初年度1,000ドルの配当だったものは、13年後には、約2倍の2,033ドルとなり、20年後には、約3倍の2,979ドルに達します。
つまり、1ドル=100円と仮定すると、年間10万円の配当は、13年後には、約20万円となり、そして20年後には、約30万円となるわけです。
複利の威力って凄いですよね。
ちなみに、当たり前ですが、年間50万円の配当を貰えていた場合は、13年後には、100万円となり、20年後には、150万円となります。
連続増配企業に投資すると、保有しているだけで、貰える「配当」額は増えていきますし、もらった「配当」を再投資することで、さらに効率的に資産を最大化できます。
もちろん、これは、「インカムゲイン」のみに絞ったものなので、そこまで単純なものではありませんが、「連続増配」企業を、ポートフィリオに加えることは、たくさんの「メリット」を享受できると思います。
「米国株」に投資すると、このような恩恵を受けることができるんですよね。